佐藤 幸恵 / 山﨑 愛彦

2024年1月20日[土] – 2024年2月11日[日]
11:00 – 18:00 / 月曜定休日

JILL D’ART GALLERY

「scene」は、弊廊が注目している作家の「今」を紹介する企画展シリーズ。その第3弾、本年最初のプログラムである本展では、佐藤 幸恵 / 山﨑 愛彦 を紹介します。

LIKE A PUZZLE – 表紙絵のないパズルを組み立てるように、自身の記憶や記録あるいは感覚や感性をプロセス / インスピレーションに創作を続ける両作家。それぞれ絵画・ミクスドメディアでの制作を続ける彼らの新作を紹介しながら、改めてアートを身近に感じるきっかけの場となることを目指します。

ぜひご高覧ください。

佐藤 幸恵 (Yukie Satoh) :

1986年、福島県生まれ。現在は東京を拠点に活動中。 筑波大学芸術専門学 群構成専攻 クラフト領域 (ガラス分野) 卒業 / 富山ガラス造形研究所造形科 卒業 / 平成30年度ポーラ美術振興財団在外研修生として、ポルトガル・リスボン大学 Master Glass Art and Science にて研修。

「作品を作る行為は私にとって積み木に似ています。」と作家がいうように、彼女の作品はキルンワーク / 電気釜を使った制作手法の特性を活かしながら、ガラスを主に金属や石など様々な素材を組み合わせ製作されています。 独特な感性から生まれるユニークピースは​、心地さを纏いながら私たちにどこか新しい感覚と風景を見せてくれるようです。 

近年の展示参加に、「Yukie Satoh Glass Show」 GALLERY CREDENCE (香港 / 2023)、 「ポーラミュージアムアネックス展 2023」 POLA MUSEUM ANNEX (東京 / 2023)など。 今回が弊廊での初の展示開催となります。

山﨑 愛彦 (Yoshihiko Yamazaki):

1994年、北海道生まれ。現在は京都を拠点に活動中。 北海道教育大学 大学院教育学研究科 教科教育専攻 美術専修(油彩画) 修了 / 第34回ホルベイン・スカラシップ奨学生。

クッキーや観葉植物など日常的なモチーフが頻繁に登場する彼の絵画作品は、過去の自作が画中画として繰り返し引用されながら構成されています。現代において大量に流れては消えていく情報や記憶の断片の自由なつながりを表現しながら、作家の言葉では「1998年にゲームボーイカラーの赤外線通信を初めて使った時の画面同士を挟む数cmの空間」に誘うような表現 / 世界観を特徴としています。

近年の展示参加に、「8da0b6」 京都 蔦屋書店 6F アートウォール(京都 / 2023)、「HAPS KYOTO selection #2「山﨑愛彦」」  HAPSオフィス1F (京都 / 2023)など。 これまでの弊廊展示参加に、「Between me and me」  (REAL Style本店 / 2022)。


scene 03 – LIKE A PUZZLE
佐藤 幸恵 / 山﨑 愛彦
2024年1月20日[土] – 2024年2月11日[日]

JILL D’ART GALLERY

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