山田雅哉の絵画の原点は、幼少期から自覚していた共感覚(=音や文字に色を感じる知覚現象)。その制作の軌跡をもとに博士論文「音楽の視覚化にみる日本画表現の可能性」を発表し、愛知県立芸術大学日本画領域としては初となる博士学位を取得しました。なおこの論文内では、伝統技法を応用した二つの新技法を発表しています。日本古来の画材を使いつつ現代的な感覚をもって彼は制作と研究を続けています。目指すのは絵画の可能性を押し広げるような、新しい表現です。
1981年 愛知県生まれ
2006年 愛知県立芸術大学 美術学部 日本画専攻 卒業
2008年 愛知県立芸術大学大学院 美術研究科 日本画専攻 修了
2015年 愛知県立芸術大学大学院 美術研究科 博士後期課程 修了・博士(美術)学位取得。論文「音楽の視覚化にみる日本画表現の可能性」を出版
【JILL D’ ARTでの展示歴】
2021年 薫風展 Breeze
2022年 個展「talk」(会場:REAL Style 本店)
2023年 二人展「Un Naturalnes」
2023年 ART FAIR FUKUOKA 2023
2023年 グループ展「みんな展vol.3」